人類は道具を発明し、それを更に高度なものへと進化させてきた。この流れ(技術の進歩)は決して止めることは出来ない。
そして何れは自らの手により有機生命から無機生命体へとバトンタッチする宇宙進化論的な節目(技術的特異点)を迎えるのだろう。
AIの発展に対し人類の危機を叫ぶ声もあるが、人類(有機生命体)こそが永遠に生き延び繁栄する権利を持つ唯一生命体であると考えるのは
我々(有機生命体)の驕りなのかもしれない。
人は肉体的能力の限界を乗り越えるため、道具を利用し(身体的機能を持ち出し)、記憶を持ち出し(今は友人の電話番号すら覚えていない)、
判断を持ち出し、情に属する部分までをも持ち出そうとしている。
人類によるこのような技術開発は全ての面に於いて我々自身の能力を超えるまで止まらない
(それは完全な生命体を生み出すためのステップ・人類に与えられた使命・のような気もする)
今後はヒューマノイドロボットの進化も止まらない、人よりタフで・早く・賢く・(愛らしく?)…etc.
この先人類は弱体化し『
滅亡』するのか、或いは苦労や煩わしさから開放されて『
より人間らしい何かを求める』のか・・・
生命の本質、その意義を『
形而下の現実問題』として捉え、答えを出さなければならない時代となった。
Dr.Guero(半分人間、半分機械w)
【
生命は形を変え進化し続ける】
人工知能技術を利用した踊るロボットです。
力学計算は一切行わず、人間と同様に経験則のみによって動きます。
原理的には、2台のPCを利用し、1台に細分化された基本技能(運動野の機能)を実装、
もう1台は過去の経験を基に基本技能を並列かつ時系列的に起動して意図する
動作を実現(運動連合野の機能)。これら外部処理系とロボットを無線LANによって接続します。